9月 9日

インターアクトクラブ リーダーシップフォーラム

9月9日(日)に初芝立命館中学校高等学校にて、インターアクトクラブ リーダーシップフォーラムが開催されました。
 地区I.A.C生徒代表 伊藤 侑加さんの開会宣言の後、ガバナーの北中登一様が来賓のあいさつをなされリーダーシップフォーラムが始まりました。
 午前中は「ディスカッション力を高めよう」というテーマで松村 孝吉先生が講師を務められました。具体的には各人に断片的な情報が与えられ、5,6人のグループを作ります。次にグループごとに自分が持つ情報を出し合い、断片的な情報をつなぎ合わせることで一つの正解が導き出すというグループディスカッションでした。このグループディスカッションを通し、正解を導き出すためには他人任せにせず積極的に情報発信を行うことの重要性や書記係、情報を集約する係、司会進行係等各自の役割分担が必要であることを学びました。
 午後からは「貢献へのリーダーシップ」というテーマでEarth-PALの新堀 春輔先生が講師を務められました。まず最初に新堀先生が自らセネガルに行って体験された実話をもとにお話頂きました。セネガルでは「先生が生徒を鞭でたたいて教育することが一般的であること」や「身体上の障害等で就労困難な方が町の人々から無償の支えを受け、それを基に家族を養っていること」など日本では考えられないような驚きの体験談をお聞きすることができました。その体験談を基に「豊かさ、貧しさの基準は何か?」を問う質問を用意し、グループに分かれディスカッションを行いました。
 質問に対する明確な答えはなく、インターアクターの皆様はディスカッションを通じ、生まれた環境により人それぞれ価値観が違うということを実感されました。そして新堀氏は価値観の違いを受け入れることで自分を見つめ直すことが必要ですとまとめディスカッションを締めくくられました。
 午前10時から午後3時過ぎまでという長丁場にも関わらずディスカッションは大いに盛り上がりました。最後に堺フェニックスR.C会長石田得子様が閉会のご挨拶をなされリーダーシップフォーラムは盛況の中終了いたしました。堺フェニックス全員で新世代奉仕を行いました。
中田 聡