7月 16日

2022-2023年度7月第1例会

7月16日(土曜日)18時 堺東楓林閣にて7月度第1例会を開催しました。
年頭の例会として、会員、法人会員、友人含め24名が参加いたしました。
ここ数年、コロナ禍でなかなか皆様とお会いしての例会が出来なかった状況で、しばらくはリモートでのZOOM例会を中心に開催してまいりました。
久しぶりにお会いするメンバーは皆さんお元気で、たいへんに良かったと思います。
例会は、新旧会長、幹事交代式から始まり、今年度新任の可須夢 阿努羅芙万(カスム アドラフマン)会長のクラブ活動方針と挨拶がありました。(後述)
また、2022-2023年度国際ロータリーの会長が、ジェニファー・E・ジョーンズ氏が任命され、国際ロータリーが1905年の創設以来の初めての女性会長が誕生しました。

そこで、米田眞理子パストガバナーより「ロータリーにおける女性会員の誕生」という題で卓話をしていただきました。(後述)

本当にロータリーの遍歴は、世界情勢等によっていろんな形に変え、現在120万人を有するロータリーは、人種、イデオロギー、宗教、ジェンダーの差別なく、ロータリアンの皆様は世界中に平和を求め奉仕活動に活躍されています。
私達堺フェニックスRCも今年度のカスム会長の活動方針(後述)のように、新しい形の素晴らしきロータリークラブを創って行く為にスタートいたしました。ロータリーの基本は「奉仕活動」にあります。会員メンバー一丸となってあらゆる奉仕事業に活動を続けて参りたいと思います。

金谷昌信直前会長より可須夢会長へ 村井知子直前幹事より石田順裕幹事へ花束とバッジの贈呈式

可須夢(カスム)会長より今年度活動方針発表

2022-2023年度クラブ活動方針
会長 可須夢 阿努羅芙万(カスム アドラフマン)

御挨拶
私は元米山記念奨学生で10数年前に米田パストガバナーにいろいろとお世話になり、今日に至っています。
出身はウィグルです。奨学生として留学し大阪府立大学に大学院にいっておりました。
この日本でずっと仕事や勉強させていただき、現在は日本に帰化し、家も持ち、家族も一緒に暮らしています。日本名はカスム アドラフマンと申します。漢字で書くと少し難しいですが、よろしくお願い致します。
今年度は会長に拝命いただき、微力ではありますが一生懸命にがんばっていきたいとおもいます。なにとぞよろしくお願い致します。
では今年度のクラブ活動方針を発表したいと思います。

「クラブスローガン」
「大いにロータリーをイメージしょう!」

 「活動テーマ」
「Imagination & Inspiration & Service」
(想い・ひらめき・奉仕)

「活動方針」
私達ロータリアンは、常に奉仕に創造性をもって、人の為に、平和の為にクラブ奉仕活動が、どこまで進んでいるのかを考えなければなりません。
ジェニファー・E・ジョーンズRI会長は女性目線でロータリーを見極めておられると思います。

「イマジン・ロータリー」素晴らしいテーマであると思います。

ますます複雑になっていく世界情勢、もっとロータリアンの皆様は積極的にいろんなイメージを浮かべて奉仕事業に専念しなくてはいけないと感じました。
今年度は、コロナ禍の中で3年目を迎えます。
ロータリークラブもいろんな形に変化し、今までの旧態依然なロータリーではなく、もっと会員の為に形を変えていかなければならないと思います。もっと人と人とを結びつけるロータリーでなければなりません。そう言った意味で、もっと大衆に受け入れられるロータリークラブを目指したいと思います。 国・イデオロギー・人種・職業・ジェンダー等に関係なく、誰でもがロータリーに興味をもって、共々に人の為・平和のために奉仕や支援活動に汗を流せるロータリークラブを目指したいと思います。

石田順裕7月度幹事報告

壽 孝博(幸助)奉仕プジェクト委員長より今年度の奉仕事業の発表

米田眞理子パストガバナーより「ロータリーにおける女性会員の誕生」の卓話

1989年まで、国際ロータリーの定款と細則には、ロータリークラブの会員身分は男性に限ると記されていましたが、1978年、米国カリフォルニア州のデュアルテ・ロータリー・クラブが、3人の女性に入会を勧めました。
国際ロータリーの理事会は、このクラブがRIの定款に違反したとして、その加盟認証を取り消しました。
クラブはこれを、職場や公共施設におけるあらゆる形の差別を防止するという市民権法に対する違反であると主張し、RIを相手に訴訟を起こしました。
上訴裁判所とカリフォルニア州最高裁判所は、クラブが女性を入会させたというだけの理由で、ロータリーは加盟を取り消すことはできないという、デュアルテ・クラブの立場を支持する判決を下しました。合衆国最高裁はカリフォルニア州裁の決定を支持する判決を下した上で、ロータリークラブは「事業目的」を有するため、諸々の点で公共的な側面を備えた組織であると指摘しました。1987年のこの決定は、同様の「公共施設」の法律を有するすべての管轄区域において、女性がロータリアンとなることを認めるものでした。
1989年の規定審議会でRI定款に変更が加えられ、ロータリーのすべてにおいて「男性に限る」の規定を削除することが票決されました。
それ以来、世界中のクラブや地区で女性が会員となり、リーダーとして活躍しています。

堺フェニックスRCの米田眞理子PDGは日本で二番目の2010年―2011年女性ガバナーです。日本初の規定審議会代表議員としてシカゴ2013年規定審議会に参加し、女性議員ということで熱烈な歓迎を受けました。
日本女性初の-(財)米山記念奨学会評議員・理事・米山梅吉記念館評議員
・RI理事指名委員
・超我の奉仕賞
国際大会分科会座長(ハンブルグ ソウル)国際大会エンターテナー(リスボン)など大役を果たし、女性PDGならではの活躍をRIから認められています。
参考文献  要覧2004  P.66「女性のニーズに応えるロータリー活動」
(ハーバート G. ブラウン会長エレクトと、1995-96年度に彼のリーダーシップ・チーム)

 

 

例会の風景