8月 4日

「堺かるた」市販用に復刻版を堺市に寄贈(堺市役所にて)

『遊びながらいろんな知識を児童に』

RI2640地区 堺フェニックスRC 仲峯 豊

 堺への郷土愛を育もうと、昭和50年代以降、堺市内の小学校に寄贈された「堺かるた」が市販用に復刻された。「堺で子供時代を過ごした父母世代には懐かしいはず。今後、小さな大会を開いて継承と普及に取り組んでいきたい」と有志は市販用に復刻したとしている。

堺かるたは、名所旧跡や神社仏閣、伝統行事、伝統産業、偉人など堺の歴史や文化遺産をテーマにした読み札とカラーの絵札がセットになっている。「和泉河内 大和合わせて堺県」「論語の本 最初に出版したほこり」などと紹介。かるた遊びを通じて、さまざまな知識を学べるようになっている。

そんな中、堺フェニックスロータリークラブが堺かるた大会を復活。平成26年から大会も復活させたが、かるた自体はすぐに完売し、再版が待ち望まれていた。

復刻版は箱のデザインを一新したものの、札は当時のものをそのまま採用。このたび堺フェニックスRCは『堺かるた』を業者から大量に購入し、堺市の小学校に寄贈することとなった。贈呈式には、堺フェニックスRCの米田眞理子〈国際ロータリー第2640地区パストガバナー〉はじめ同クラブ会長・仲峯豊ならび会員多数が堺市長竹山修身さんに直接贈呈し、堺の歴史を理解してもらうために貢献したいと堺市に寄贈した。堺市からは、堺フェニックスRCに感謝状が贈呈された。

%e5%a0%ba%e3%81%8b%e3%82%8b%e3%81%9f

karuta02

karuta03

karuta04

karuta05

karuta06

karuta07