12月 3日

「ロータリークラブと講談師の意外な関係」 旭堂南陽

「ロータリークラブと講談師の意外な関係」「ロータリークラブと講談師の意外な関係」  海外に漠然とした憧れをもった高校時代。何とか海外に行きたいと思いましたが、方法がわかりませんでした。そんな時にロータリークラブさんの交換留学制度を知り、すぐに応募。決まった行き先がスウェーデンでした。スウェーデンという国の知識がほとんどない状態で、ロータリー民間親善大使として留学。ところが、スウェーデン人が興味をもって日本の事を聞いて下さっても、答えることができない。日本人なのに日本の事を何もしらない自分に気づきました。帰国後、大学に入学。法学部で弁護士を目指しましたが、司法浪人になった大学卒業1年目。新聞に載っていた講談塾生募集の3行広告。「講談って何?でも伝統芸能ぽいなぁ、そういえばスウェーデン留学時代に日本の事を勉強しようと思っていたなぁ」とそれだけで通い始め、なんと3ヵ月後には入門。入門してから、外国語のスキルをつかって外国語講談をしたいと思っていましたが、そのチャンスを与えて下さったのはまたもやロータリーの皆様でした。GSEプログラムという海外研修制度。これでブラジル・パラナ州に行くことに。これが、外国語講談の始まりとなりました。  これからもロータリークラブの皆様から頂いたチャンスをいかしながら、講談の世界で精進していきます。  ありがとうございました。